インビザラインについて

アライナー矯正「インビザライン」とは

アライナー矯正とは、弾力性のある薄い透明なプラスチックでできたマウスピース状の装置を口腔内に装着し、歯ならびを矯正する装置のことです。このため、「マウスピース矯正」ともいわれています。

アライナー矯正にも色々なメーカーのものがあります。
当歯科医院ではインビザライン(invisalign)によるアライナー矯正を行っています。

インビザライン(invisalign)とは、全世界で400万人以上の患者さんの治療に使用されている透明な”マウスピース”の矯正装置です。
※ワイヤーを使用しないため、付けているのがほとんど分かりません。また、普通に食事や会話ができ、喋りやすく痛みがほとんどありません。通院回数も少なくて済みます

インビザラインの特徴

透明であること

インビザラインは薄い透明のプラスチックでできているため、装着してもほとんどわかりません。矯正治療中であっても口元を気にせず笑顔を見せることができます。
相手に伝えない限り、おそらくは誰も治療を受けている事に気づきません。

自分で取り外し可能、しかも快適

インビザラインは自分でとりはずし可能なため、他の矯正装置よりもブラッシングがしやすく、お口の中を清潔かつ快適に保つことができます。
1.5~3カ月ごとの受診の度に、治療の進行状況に応じて新しいインビザラインを担当の矯正医から受け取ります。
自分で取り外し可能なので、食生活もこれまで通り行えます。

インビザラインのメリット

透明で見えない

透明なマウスピースのため、目立つこともなく、周囲に気付かれずに歯列矯正を行うことができます。
薄く滑らかな装置なので、違和感も少なく、話しづらさもほとんどありません。

痛みが少ない

過度な力がかからないため従来型の矯正装置に比べ、比較的痛みが少ないと言われています。
またワイヤーやプラケットを使用していない為、粘膜に当たる痛みや刺さる痛みは無く口内炎ができることはほとんどありません。

取り外しが出来て衛生的

取り外し可能な為、歯ブラシも今まで通り行えます。
従来型の矯正装置のように装置にプラークが沈着することがなく、歯や歯周組織を健康に保つことができます。
またインビザラインは歯ブラシで簡単に洗浄することができ、とても衛生的です。

食べたいものが食べられる

従来型の矯正装置ですと、ほうれん草のような葉物は絡みやすく、また餅のような粘着性あるものはくっつきやすい為、少なからずわずらわしさがあるかと思います。インビザラインの場合は取り外し可能ですので、普段と変わらず食事を楽しむことができます。

金属アレルギーの方も安心

素材がプラスチック製の為、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。
金属アレルギーで矯正治療を断念した方も安心して治療を受けて頂くことができます。

通院回数が少ない

1~2週間ごと(症例によって異なります)のマウスピースの交換はご自分で行います。
定期的なチェックに必要な通院は1.5~3カ月ごとです。
このため忙しい方や遠方の方の負担が少なくてすみます。

インビザラインの2つのデメリット

  1. 1日の装着時間を守らないと治療期間が長くなる。
  2. 治療できる歯科医院が少ない

インビザラインの比較

インビザライン他のマウスピース矯正
メリット高度な治療設計を作成するため、適応症例が広い
型取りは1~3回、治療計画が明確
比較的、費用が安い
デメリット治療プログラムの作成が必要な為、術者の矯正技術や経験が治療結果を左右することがある。適応症例が狭い
毎回型取りする必要があり、苦痛が伴う
治療期間数カ月~2年程度数カ月~2年程度
来院頻度2カ月に1回程度1カ月に1,2回程度